プレスリリース/
〔掲載日時〕2010年7月13日
7月10日、カマン・カレホユック考古学博物館がオープン
~プレジデンシャル交響団による開館記念無料コンサートも実施~
平成22年7月10日、トルコ共和国のクルシュヒル県カマンにて、日本政府の一般文化無償資金協力により建設された「カマン・カレホユック考古学博物館」がオープンし、開会式典が開催されました。
「カマン・カレホユック考古学博物館」がオープンするカマンは、首都アンカラから南東約100km、アナトリア中央部のヒッタイト、アッシリア、ギリシャやローマなど数々の文明が栄えた、考古学的にも重要な場所に位置しています。この場所で、1985年より財団法人中近東文化センター(本部:東京都三鷹市大沢)が発掘調査を行っており、そこで出土した貴重な発掘品を保管・展示するための施設として同博物館が創設されることになりました。博物館の建設にあたっては、日本政府から資金援助ならびに、国際交流基金からの専門家の派遣といった多大なる国際支援が行われました。「2010年トルコにおける日本年」という記念の年にオープンする、トルコと日本の友好関係の象徴ともいえる同博物館は、今後、日本のみならず世界各国の人々が訪れ、トルコの文化と歴史に触れていただく重要な観光拠点となることが期待されています。
開館式典には、トルコ側からはエルトゥールル・ギュナイ(Ertuğrul GÜNAY)文化・観光大臣が出席し、日本側からは、「2010年トルコにおける日本年*」の名誉総裁、寬仁親王殿下、彬子女王殿下が御臨席されました。また、当日は開会式典の午後6時より、オープニングを記念して、トルコを代表する交響団、プレジデンシャル交響団(Presidential Symphony)の無料コンサートが本博物館に開催され、トルコと日本の友好の印ともいえる同博物館の開館を祝いました。
*日本におけるトルコ年について
2010年は、日本とトルコの今日の友好関係の原点といえるエルトゥールル号の日本訪問および遭難から120年目の節目です。トルコ政府および日本政府は、「2010年トルコにおける日本年」を両国の絆を一層強めるための様々なイベントをトルコ国内で開催しています。**トルコ軍艦エルトゥールル号遭難事故について
明治23年(1890年)スルタン・アブドゥルハミト2世の勅命を受けて、明治天皇に対し、トルコ最高の名誉勲章奉呈のため、訪日した特派大使海軍将校オスマン・パシャ一行のエルトゥールル号は、帰路嵐にあい、遭難。乗組員600余名が犠牲となりました。そのような悲劇の中、わずか69名の生存者は地元住民の手厚い介護をうけ、無事帰国の途につきました。海難現場の和歌山県串本町にはエルトゥールル号殉難将士慰霊碑が建立され、5年に一度、駐日トルコ大使館との共催で慰霊祭が行われています。
トルコ共和国大使館 文化広報参事官室(トルコ政府観光局)
トルコ共和国大使館 文化広報参事官室(トルコ政府観光局)
©TURKISH Turkish Embassy Office of The Cultural and Information Counsellor 2002-2009