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カッパドキア

地域の概要・特色

カッパドキアは、人間の手によって加えられた優美さと融合し、想像をはるかに超えた類まれな自然の驚異が、訪れる人の目の前に贅沢に、惜しみなく、繰り広げられています。

古代にカッパドキアと呼ばれた地域は、自然が生み出した最も奇抜で不思議な景観を呈しています。アクサライ、ネヴシェヒル、ニーデ、カイセリ、クルシェヒルなどの県がこの地域に含まれますが、ほとんどの人がカッパドキアと聞いて思い浮かべるのは、ウチヒサール、ギョレメ、アヴァノス、ユルギュップ、デリンクユ、カイマクル、ウフララ周辺でしょう。これらの地域は、何百万年という時の流れの中で、風変わりな地形へと変化しました。幽霊の出そうな“妖精の煙突”、地下何メートルもの深さに広がっている都市や教会などのすべてが、この世のものとは思えない現実離れした雰囲気に包まれています。

さあ、今すぐ準備してカッパドキア地方へ小旅行に出かけましょう。そこでは、母なる自然が、歴史、文化、芸術そして社会の生きた要素をしっかり結びつけ、想像も及ばない奇跡を丹念に生み出しています。

何百万年もの昔、カッパドキアの3つの山、エルジイェス、ハサン、ギュルルは活火山でした。証拠となる先史時代の洞窟の壁画から推測すると、火山活動は断続的に少なくとも新石器時代まで断続していたことになります。

噴火は中新世後期、すなわち7,000万年前以降に始まったとみられ、その間に火山から流れ出た溶岩が新第三紀に生じた湖に沈みました。主だった火山の噴出物でできた凝灰岩の台地は、より小規模で穏やかな噴火が繰り返される間に、絶え間なくその姿を変えていきました。

鮮新世後期以降、こうした凝灰岩の層は雨に打たれ、湖や川、特にクズルウルマック川によって浸食されて現在の姿になりました。洪水時に勢いを増して谷間を流れる水が強風とあいまって柔らかい溶岩を切り裂き、変化に富んだ固い地層がむき出しになった結果、“妖精の煙突”として知られる奇岩群を形成したのです。カッパドキアのこれらの奇岩には、円錐型、尖頭型、円柱型、キノコ型、帽子をかぶっているように見える形のものまであります!