ガイド

アンタルヤと地中海地方

アンタルヤ東部

アンタルヤの東には、広大で肥沃な平野が、果てしなく続く砂浜に沿ってアランヤまで広がっています。近代的な観光施設が豊富に揃っており、保存状態の良い遺跡もあって、色々な楽しみ方が選べます。

ペルゲ(アンタルヤから18キロ)は、もとは紀元前1500年頃にヒッタイト人が定住していた古代パンフィリアの重要な都市でした。聖パウロは、最初の布教活動でこの町を訪れています。劇場のステージには見事な彫刻を施した大理石のレリーフがあり、町の周辺から出土した他の彫刻は、競技場に展示されています。考古学に興味のある人なら、両側にそびえ立つ2つの塔で守られた美しい門、かつてはモザイクで舗装され、たくさんの店が並んでいた列柱のある長い道、広いアゴラ(集会場)、公衆浴場や体育館に興味をそそられるでしょう。

マナヴガット滝は高さこそありませんが、乳白色の泡立つ水が岩の上に力強く流れ落ちています。滝の隣には、木陰になったティーガーデンやレストランがあり、心地良く、涼しい休憩所になっています。特に1日観光した後には最高の場所です。マナヴガット川をさかのぼる楽しいボートツアーに参加して、この美しい地域をさらに探訪してみてください。

アンタルヤから40キロの所にあるベレックは、近代的で豪華なホリディ・センターで、ゴルフのパラダイスです。水泳や日光浴も楽しめます。ベレックにあるナショナル・ゴルフ・クラブは18ホールの選手権コースと9ホールの練習コースの他に、様々なウォーター・スポーツ施設があります。最高のトルコ料理を味わい、夕方には野外のディスコで踊りを楽しむこともできます。

トルコで最も有名な古代遺跡の一つに数えられるスィデは、ザクロという意味の名前を持つ古代の港でした。現在は美しいリゾートタウンで、その古代遺跡や2つの砂浜、たくさんのお店と幅広い宿泊施設は多くの観光客で賑わっています。海の見えるカフェやレストランがたくさんあり、細い通りに並んだ店では、皮製品や有名な金のジュエリーなどトルコの代表的な工芸品が売られています。

人気のある広大なリゾート地アランヤは、地中海に突き出た岩の多い岬の突端にあり、2つの長く続く砂浜に挟まれています。1231年にセルジュク朝によって修復された、この海岸で最高の眺めの一つである要塞が岬にそびえ立っています。保存状態の良い二重の壁を持つ要塞を引き立てているのは、およそ150の塔。外壁の内側には、モスクやキャラバンサライ、屋根付き市場の遺跡があり、内壁の内側には、荒廃した貯水池やビザンチン時代の教会があります。アランヤの歴史はローマ時代にさかのぼりますが、1220年にアラエッディン・ケイクバッドが冬の居城を構えて海軍の基地にした時から、セルジュク朝のもとで繁栄し始めました。今も残る建物からは、セルジュク時代のこの都市の重要性がうかがえます。堂々とした要塞の他にも、ユニークな造船所や八角形のクズル・クレ(レッド・タワー)には、ぜひ足を運んでみてください。

探検を楽しみたい方は、神秘的で奇妙な岩層を見ることができる、ダムラタシュ洞窟を訪ねてみて下さい。近くには、考古学民族誌博物館があります(土曜・日曜・月曜休館)。青く光る岩のあるフォスフォルル洞窟、海賊が捕まえた女性を監禁したクズラル洞窟、そしてアシュクラル洞窟の3つの海の洞窟には船で行くことが出来ます。

ガーズィパシャに向かってアランヤから東に足を延ばしたら、ビーチの並外れた美しさに目を奪われ、きっと立ち去り難くなることでしょう。魅力的なガーズィパシャ郡は、ムスタファ・ケマル・アタテュルクによってその名を与えられました。ガーズィパシャの近くには、多数の天然池を持つヤランドゥンヤ洞窟があります。コルサンラル・アシュク洞窟(海賊が愛する洞窟)も訪ねてみて下さい。アダンダ山とギュネイ山にあるドアンジュの王家の墓もまた一見の価値があります。ソリノスの古代都市の近くには、快適な保養地があります。ハスデレにある絵のように美しいトルコの家々も必見です。

アランヤから約25キロ西に位置するアヴサルラル(インジェクム)は、美しい砂浜のある行楽地です。