ガイド

アンタルヤと地中海地方

タルスス

メルスィンの東、肥沃なチュクロワ平原の端に、聖パウロ生誕の地タルススがあります。古代からあるこの都市は、何度も侵略を受け破壊されましたが、昔は首都でした。必見の考古学的な遺物には、青銅の武器、マルクス・アントニウスとクレオパトラが逢引のためタルススへ来た時に通ったクレオパトラの門、ヒッタイトの神殿、古代の教会、オスマン帝国時代のウル・ジャーミィ(モスク)やクバト帝の神学校などがあります。町のはずれにあるタルスス滝は、小川や滝を眺めながら、木陰で午後のひと時を過ごすのに最高の場所です。カラブルチャク公園は、ユーカリの森の香りで満ちています。

チュクロワ(キリキア)平原の中央に位置するトルコで4番目に大きな都市アダナは、豊かな農業地帯の中心にあって、盛んな繊維工業の中心地でもあります。ハドリアヌス帝によって造られ、ユスティニアヌス帝によって修復された全長310メートルのタシュキョプリュ(石橋)は、町を2つに分けるセイハン川にかかっています。もとは21あった石橋のアーチのうち、14だけが今でも残っています。

この町の見所は、1509年に建てられたウル・モスク、エスキ・モスク、ハサン・アー・モスク、19世紀の時計塔や古い屋根付き市場などです。地元で発掘されたヒッタイトやローマ時代の遺跡を展示している考古学博物館、魅力あふれる民俗誌博物館とアタテュルク文化博物館も、ぜひ市内観光に加えて下さい。

1日の観光を終えたら、ひき肉を棒状に伸ばし串刺しにしたスパイシーなアダナ・ケバブを味わってみましょう。地元ならではの飲み物には、赤カブから作ったシャルガムや、ぶどうジュースの一種シュラなどがあります。

この地域では十字軍の時代に多くの戦いが繰り広げられ、トプラッカレの威風堂々とした要塞は、一時期ヨーロッパ軍に占領されていたこともあります。さらに歴史をさかのぼると、アレキサンダー大王はダリウス3世率いるペルシャ軍を、紀元前333年にイッソス(ドルトヨル)平野で破っています。現在、この地域には柑橘類の大きな果樹園がたくさんあり、ここからオレンジやタンジェリン、レモンがトルコ全土に運ばれていきます。

アダナからイスケンデルンに向かう道路から離れた所、ヤカプナルの近くに、「絹の道」沿いにあるという地の利を生かして栄えた町ミシスがあります。ここにはノアの箱船や動物を描いた4世紀の美しいモザイクなどのローマ時代の遺跡がいくつかあります。道をさらに進むと、ジェイハン川を見下ろす岩山の頂上にユランルカレ城の印象的な遺跡が見えてきます。ユランルカレの南、シルケリ地方には、ムバッタリシュがエジプトに向かう途中立ち寄ったことを示す、風雨にさらされたヒッタイト語のレリーフがあります。ジェイハンの北にはディレッカヤ(古代アナバルザ)の村があり、ローマ時代やビザンチン時代の都市と印象的な城が見られます。この町の小さな博物館にはローマ浴場から発掘された見事なモザイクが2つあります。

イスケンデルン湾の海岸線沿いを走るハイウェイをはずれたところにあるヤカジュク(パヤス)には、モスク、浴場、市場、隊商宿や神学校などを備えた16世紀の素晴らしいソクルル・メフメット・パシャ・コンプレックスがあります。その他の歴史的建造物には、ジンクレスィ(精霊の塔)や城などがあります。

かつてのアレクサンドレッタであったイスケンデルンは、アレキサンダー大王がイッソス平野でペルシャ軍を破った後に築いた町で、現在は良港を持つにぎやかな商業の中心地です。立派なホテルやレストラン、カフェなどが、公園とヤシの木に囲まれた海岸に立ち並んでいます。イスケンデルンのお勧め料理は、豪華な海老です。美食家なら、細かくした甘い小麦に溶かしたチーズを混ぜた温かいデザートのキュネフェと、裏ごししたヒヨコ豆、にんにくとパプリカで作る前菜フムス(ペースト)も試したいものです。お土産には、手彫りの木のテーブルや椅子など、木製品がお勧めです。

この地域では十字軍の時代に多くの戦いが繰り広げられ、トプラッカレの印象的な要塞はしばらく十字軍に占領されたことがあります。さらに歴史をさかのぼると、アレキサンダー大王はイッソス(ドルトヨル)平野で紀元前333年にダリウス3世率いるペルシャ軍を破りました。現在、この地域には大きな柑橘類の果樹園がたくさんあり、トルコ全土にオレンジ、タンジェリン、レモンを供給しています。

イスケンデルン湾の海岸沿いを走るハイウェイから離れたところにあるヤカジュク(パヤス)には、モスク、浴場、市場、キャラバンサライ、教会堂などのあるすばらしい16世紀のソコルル・メフメット・パシャがあります。他にはジンクレシ(ジンスの塔)や城があります。

かつてのアレクサンドレッタであったイスケンデルンは、アレキサンダー大王がイッソス平野でペルシャ軍を破った後に創った町です。現在はにぎやかな商業の中心地で、すばらしい港を持つ港町です。ホテルやレストラン、カフェなどが公園とヤシの木に囲まれた海岸に並んでいます。イスケンデルンのお勧め料理は、おいしいエビです。細かくした小麦に溶かしたチーズを混ぜて甘くした熱いデザートのキュネフェ、裏ごししたヒヨコマメとニンニク、パプリカで作った前菜フムスも是非味わいたいもの。お土産には手彫りの木製の銘板、椅子などの木製品がお勧めです。

イスケンデルンの南海岸にあるウルチュナル(アルスズ)のリゾート地には、素晴らしいビーチ、ホテル、ゲストハウスやレストランがあります。

アンタキアに向かう途中、幹線道路からはずれたところに、山の中のリゾート地ソウコルクがあります。ここは、太陽が照りつける夏の避暑地となっています。ベレン峠を越えたら、ビザンチン帝国、マムルーク、十字軍によって繰り返し占領されたバグラス城に立ち寄ってみましょう。この城は、本来はアラビアへのルートを管理するために建てられました。城の中には礼拝堂があります。