南東アナトリアとGAP地域
プロジェクト GAP
ガジアンテップ
ネムルト山
シャンル・ウルファ
ディヤルバクル
マルディン

トルコ共和国 文化観光省
トルコ航空
トルコ・ヘーゼルナッツ協会
Istanbul 2010
インベント・イン・ターキー
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ガイド:イスタンブール

シャンル・ウルファ01メソポタミア高地の大平原にあって古代都市ウルとも考えられ、後にエデッサとして知られたシャンル・ウルファの町には、この地域で繁栄したあらゆる文明が誇らしげにその名残をとどめています。最古の文明の痕跡は紀元前7,000年前のもので、シャンル・ウルファの北西70km、カンタラ村で発見されました。近年の開発によって建設されたダムや水力発電所と古代の寺院跡や9,000年前の新石器時代の集落が非常に対照的です。

神殿は月信仰の宗教的な拠点であったと考えられています。このような場所は世界中どこを探しても他にはありません。古代の小さな偶像や神像、集落から発掘された古代の美しいモザイクは観光客に公開されています。シャンル・ウルファの北20kmの丘の上にはギョベッキリと呼ばれる集落があります。この集落自体は9,000年前のものとされていますが、人工的に作られた丘の頂上部分の深い層にはさらに古い集落があるとも言われています。古代の偶像の製作所とみられる場所からは、完成・未完成の人間や動物の偶像や工具が出土しています。シャンル・ウルファは、紀元前2,000年頃にはフルリ人国家の町でした。イブラヒムが生まれたという洞窟の近くには、現在はメヴリッド・ハリル・モスクが建っています。今日、この洞窟は巡礼の地となっており、入り口付近で祈りを捧げる老年の男性たちを鳩の群れも静かに見守ります。

小さな丘の頂上には城跡があり、城壁の遺跡にはコリント式の円柱が2本だけ残っています。また丘のふもとには、神聖な鯉が泳ぐ静かな池の周りに美しいハリル・ラフマンモスクが建っています。17世紀のオスマン時代のルズヴァニイェモスクと、かつて十二使徒教会でもあったフルフルルモスクは足を伸ばして見学する価値があります。トルコ屈指の考古学民族誌学博物館には、フラット川下流域で発掘された新石器時代および銅石器時代の出土品が収蔵されています。シャンル・ウルファの町の雰囲気を味わうには、ドーム型の東方市場をのぞいたり、古いハン(宿屋)の庭を散策したりしてはいかがでしょうか。ギュムリュックハンやバルトチュハンを探してみてください。非常に興味深い古いハンです。

シャンル・ウルファ02旧約聖書に同名で登場する古代都市と考えられているハランは、シャンル・ウルファの南48kmにあり、現在ではイブラヒムが生涯のうち何年かを過ごした場所としてよりも、その独特な蜂の巣型住居でよく知られています。


また、ハランは別名ヘレノポリスとも呼ばれましたが、町は1260年にモンゴル人の侵入によって焼かれ、破壊されました。この地では、最大規模のイスラム大学、8世紀の市街の城壁、4つの門、要塞などが発掘されています。GAPプロジェクトにより、ハランは国内で最も肥沃な地域に数えられるようになるでしょう。

シャンル・ウルファ02シャンル・ウルファの西80kmに位置するビレジックはフラット川にまたがり、城砦が市街を見下ろしています。宿泊施設・キャンプ施設が整い、一休みする絶好の場所です。絶滅の危機に瀕しているトキも、この環境保護区域に生息しています。