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ムーラ01ムーラ地方には、ボドルムやマルマリス、ダッチャ、キョイジェーイズ、フェティエといった有名なリゾート地が含まれています。美しいリゾート、快適なホテルとモーテル、心地よいゲストハウス、過ぎ去りし文明の感動的な遺産、素晴しい風景が休日に訪れる人々を待っています。

内陸部に位置するこの地方の中心地、ムーラは、伝統的な建築様式で有名です。ムーラの東にあるまさに野外博物館のようなオズリュジェの村には、500万~900万年前の化石が出るトゥロリアン公園があります。

エーゲ海と地中海が交わる眩しいほどの青い浜、ボドルムでは、騎士ロードスが建てた中世の城が印象的な姿で町の入り口を護衛しています。この町はさまざまな魅力にあふれているので、常に観光客で賑わい、ヤシの並木の海岸沿いを散歩する姿が多く見られ、マリーナも豪華なヨットで賑わっています。

町から少し行くと、澄んだ、波の穏やかな暖かい海で泳げます。ダイビングが好きな方は、数多くあるリーフや横穴を探検したり、岩が作り出す荘厳な海底の様子を観察してみましょう。いろいろな大きさや形の、色とりどりの海綿やタコ、その他他多くの海の幸がとれます。

ボドルムの艇庫に関する噂は古代でもすでに広がっていました。今日でも、職人が船首と船尾が尖っているティルハンディルや、船幅が広く丸みをおびた船尾を持つグレッテといった伝統的なヨットを制作しています。特にグレッテは、遊覧船やレジャー用に使われており、また毎年10月に行われるレースにも使われています。

まだボドルムが観光地として人気を集める前に訪れた観光客が地元のお店を活気付けてきました。白い壁に囲まれた狭い道に並ぶ気さくな小さなお店には、各種皮製品、天然の海綿、青いガラスのビーズが掘り出し物と共に売られています。ブティックでは、柔らかい綿の地元の衣服の他に、キリムや絨毯、サンダル、刺繍が売っています。

ムーラ02ボドルムには、生き生きとした親しみやすい雰囲気があり、またいくつもの小さなギャラリーがあることから、トルコの芸術コミュニティーの中心地として知られるようになりました。このコミュニティーによって、ボドルムはさらに形式ばらず、夜は楽しく過ごそうという雰囲気になりました。ボドルムでの夜には、お好きなレストランでゆっくりと新鮮なシーフードやエーゲ海料理を楽しんでください。レストランの後は、ナイトクラブ(キャバレーも一部あります)や華やかなディスコで夜明けまで遊べます。

古代ハリカルナッソス、ボドルムはヘレドータスの誕生の地であり、また、古代の世界七不思議の1つにも数えられたマウソロス王の墓(紀元前4世紀)もあります。港には、15世紀の十字軍の建築様式の聖ペテロ中世の城、ボドルム城があります。この城は水底考古学博物館として改装されて、古いものでは青銅器時代の遺産を展示しています。近くのギョクテペから見える息を飲むような眺めは、博物館の2世紀劇場へと向かう人々が最も好んで写真を撮るスポットです。

ボドルムから30分、カラアダへの船旅の後は、洞穴の中で湧き出る暖かいミネラル水を浴びてください。この水を浴びると、血色が良くなると言われています。

半透明の深い海、ギョコヴァ湾はボドルム半島の南側にあります。ここの海では、一番深い青色から一番薄いトルコ石色まで様々な青色を見ることができ、海岸を幾重にも覆う木々では、様々な緑色を楽しむことができます。海は夕方には沈む太陽に照らされた山々を写しだし、夜には燐光でチカチカと光ります。ボドルムからヨットツアーもあり、また、ボートを借りて2、3、7日間コースのツアーで入り江を楽しむのもいいでしょう。

ギュルリュック湾と同じ名前の港は、ボドルム半島の北側、エーゲ海にあります。伝説のイルカの少年は、ここより少し北のクユクシュラジュック(イアッソス)で生まれたことになっています。

ギュルリュックの南へ行くと、オリーブの丘に囲まれた、深く狭い入り江の奥に古代バルギルヤ、ヴァルヴィルがあります。

ギュルリュックから内陸部に入ると、古代のミラサ、現在はミラスと呼ばれる町があり、ここは100年前から今も続く古い伝統を持つ美しい絨毯の町として知られています。絨毯の織人は、観光客が覗き込んでもほとんど気にする様子もありません。町の建物には削った材木が使われ、格子戸のある古いトルコの住居がたくさんあり、地元に伝わる建築様式がわかります。

町の西側には、ハリカルナッソスの霊廟を縮小して再現された記念の霊廟、ギュミュシュケセンがあります。

ゼウスに捧げる神殿、ラブランダを古代の人は山の上高くに建てました。今日では、観光客がこの山の上の隠れ家を訪れ、澄んだ空気と息を飲む程美しい風景を楽しんでいます。

松にびっしりと覆われた山を背にした浜には、ウォータースポーツやヨットが楽しめる、魅力たっぷりの海上公園、マルマリスがあります。ここは、エーゲ海の海岸線を遊覧する「青い航海」ツアーの出発地点としても最適です。5月にマルマリスヨット・チャーター・ショーが開催され、ヨットの船長や船員とふれあう機会もあります。十分な装備を積んだヨットの中から好きな1隻を選び、美しい南トルコの景色をのんびりと見てまわるのもいいでしょう。

マルマリスでは、マリーナのレストランでトルコ料理とともに、ラク、アニゼットを古くから伝わるトルコ流に氷と水で薄めて飲んでみてください。食後は、ヤシが並ぶ明るく照らされた遊歩道を散歩して、アイスクリーム屋を覗いてみるのもいいでしょう。生き生きとしたバーでエネルギッシュな余興を楽しんだり、洗練されたディスコで夜明けまで踊ることもできます。

ブティックや、いろとりどりの商店街、マーケットには、上質の皮やスウェードの製品、銅製品、スズ製品、宝石、オニキスの彫刻など、お買い得の品がたくさんあります。お土産にはトルコ工芸品、敷物、織物、刺繍などがあり、ほかにも地元で作られている松の香りのするハチミツ、チャムバルは絶品です。

ムーラ03古代マルマリス、フィスコスは、アナトリア~ロードス~エジプト間の貿易ルートの重要地点でした。スレイマン大帝が16世紀に丘の上に建てた要塞の遺跡は今でも見ることができます。


泳ぎが好きな人はマルマリスの東にあるアタチュルク公園に是非立ち寄ってください。浅い浜辺から伸びる浜に沿って安全な海が広がります。澄んだ海の水は暖かく、5月上旬から9月下旬まで泳ぐことができます。また乗馬場やテニスコートもあります。また、ここは世界でも珍しいトスゴムの木の香が辺りを包んでいます。夏期には、毎週マルマリスとヴェニスを結ぶフェリーが運行されます。

マルマリスのそばのイチュメレールには、もやのかかった山があり、その神秘に包まれた斜面はそのまま砂浜へと続いています。青い空の下と澄みきった海であらゆるウォータースポーツを楽しめます。訪れる人の多くはこの土地から離れ難くなり、予定を変更して滞在を延ばすこともしばしばです。

宿泊施設も整っており、どの施設も自然とのふれあいを重視しています。高い山々からトゥルンチュの村まで車で下りて来ると、視界が開け、自然にできた港の向こうに広がる驚くほど青い海が見えてきます。村自体は小さく、浜に沿って散在しています。レストランは主に海岸沿いに集中し、水辺から少し離れたところにあるバーやレストランでは、新鮮な魚と素晴しい眺めが楽しめます。

トルコのパラダイス、クムルビュックは、浜の南側にあります。北側に行くと海上にロードスの古代都市 アモスが建っています。ボズブルン半島の先端には、海上からしかアクセスできない ロリーマがあります。ここには、古代の港や城の遺跡が残っています。半島の北側の海岸線沿いには、自然のままの静かな浜が点在しています。

ギョコヴァ湾に浮かぶセディール島は、古代にはジェドゥライとして知られていました。マルマリスから車で北のゲリボル浜まで行き、そこから船でセディール島へと渡ると、古い町の壁や、劇場、神殿を見ることができます。また、浜の向こうに見える山の全貌も忘れ難い素晴しい眺めです。

湾の先には山の傾斜に階段上に建てられたギョコヴァの村があります。高台から泡をたてながら流れてくる流水の上に建てられたレストランでの食事は、なかなか他では味わえません。照りつける太陽に疲れたら、背の高い松と涼しいそよ風の中ギョコヴァ公園で休憩してください。

ダッチャ半島の北側にはエーゲ海のギョコヴァ湾、南側には地中海のヒサーリョヌ湾があり、半島がちょうど2つの海の境界線のような形になっています。マルマリスからダッチャへと続く75kmの道は、青い空が広がり木々や丘の素朴な愛しい風景の中をくねくねと伸びています。キャンプ場も数多くありますが、より快適さを求めるのなら心地よいリゾート地に滞在するのもいいでしょう。

ダッチャまで25kmの地点には、美しい「ブルーフラッグ」の浜辺アクトゥール浜があります。ダッチャでは、白く塗られた建物とブーゲンビリアが町全体を華やかにしています。海岸を南へ行くとマリーナがあり、海岸の北側では泳ぐことができます。マリーナの周辺には、バーやカフェ以外にもいろいろな店が観光客の興味をそそり、夜遅くまで開いている店もあります。食前酒を飲んでリラックスしたあとに、レストランでおいしい夕食をとるのが一般的なダッチャの夜の過ごし方です。もちろん、地元のレストランでは新鮮な魚と伝統的なトルコ料理が楽しめます。遊び足りない方は辺りを散歩して、ディスコで早朝まで踊り続けるのもいいでしょう。ダッチャの10km北にあるキョルメン港からは、ボドルムへ毎日フェリーが出ています。

ダッチャの町を出て車でも船でも走らせると、まだあまり人の手が加わっていない浜や、美しい砂浜があります。中でも人気が高いのはカルグです。半島の先端(ダッチャから38km)には、カリアの古代都市、クニドスがあります。ストラボンはこの町を「神々の中でも最も美しいアフロディーテーのために、最も美しい半島に建てられた町」と表わしています。

紀元前4世紀には芸術と文化の中心であったこの町には、エーゲ海側と地中海側にそれぞれ1つずつ、2つの港があります。愛の女神に捧げられた円形の神殿の遺跡は、2つの港を見守っています。この神殿の拱廊に使われている支柱は、白い大理石で、ハート型をしています。古代遺産のなかでも最も美しい、プラクシテレスが彫った伝説のアフロディーテー像は一時期この神殿にありました。

ムーラ04キョイジェーイズの町を北の端にしたところにキョイジェーイズ湖がありますが、この湖は自然の水路で地中海とつながっています。この珍しい環境は、自然と野生動物の保護地区に指定されています。強い香りを放つトスゴムの木々の陰の下に伸びる道を行くと、内陸部を通る水路に小さなダルヤン村があります。入り組んだ水路をボートで探検し、幻想的な夢の世界にどっぷり浸って見るのもいいかもしれません。

水路に沿って立ち並ぶレストランでは、特に新鮮な魚料理がおすすめです。魅力的な古代の港町ジャウノスより遥か高い、川の流れにそびえ立つ絶壁の上では、岩に刻まれた見事な墓標があります。入り口に長い黄金に輝く砂浜があるダルヤンデルタは、政府の管理区域であり、ウミガメ(カレッタカレッタ)とワタリガニの保護地区でもあります。

マルマリスから南東へ135kmのところにある人気の高いリゾートフェティエには、島々が浮かぶ浜の先端には重要なマリーナがあります。騎士ロードスが建てた十字軍の要塞をのせた丘が小さな港を見下ろしています。町(古代テルメッソス)から絶壁を見上げると、古代の建築物の壁にいくつものリュキア人の墓碑が刻まれているのが見えます。中でも紀元前4世紀頃のものと思われるアミンタスの墓碑が見事です。泳ぎを楽しみたい方には、町から西へ4kmのところにある人気の高いチャルシュ浜か、また港の反対側にあるショヴァルイェ島がお勧めです。この島では春になると花が咲き乱れます。

ベルジェーイズ浜へと向かう道中にはいくつかの山があり、山の景色を楽しみたい人は山中のゲストハウスに宿泊できます。山間の村の中でも見逃してはならないのが、オジャッキョイの村です。素敵なゲストハウスに宿泊して、ハイキングコースをお楽しみください。

また、同じく山間の村ヒサーリョヌにはとても上品なホテルがあります。ヒサーリョヌから4km程のカヤキョイは、古い家や教会が立ち並ぶからっぽの町、絵に描いたようなゴーストタウンです

ブルー・ラグーン、オル・デニズの浜辺や美しいラグーンを探索してみてください。穏やかでクリスタルのように透き通った海は、泳ぐのにもさまざまなウォータースポーツにも適しています。また、ブルー・ラグーンでは何にもせずに、ただ圧倒的な自然の中で太陽の光りを浴びるだけという過ごし方もいいものです。ババ山(1,969m)からは、パラグライダーでブルー・ラグーンまで行けます。宿泊施設をお探しの方には、ベルジェーイズ浜がお勧めです。

クドゥラックでは、海浜と木が覆い茂る公園を中心に幻想的な風景が広がります。ゲミレール島(聖ニコラウス島)には、松に隠れるようにビザンティン時代の遺跡が残されています。クドゥラック浜の南、キョトゥリュムス浜へは船で渡ります。牧歌的な浜辺の向こうの森や滝、渓谷には何百種類もの蝶が生息しています。

フェティエを見下ろす山々では、激しい急流が山の合間に地溝を刻みながら流れて行き、隠された町サクルケントを形成しています。暑い真夏日でも涼しいサクルケントは、ピクニック場として人気があり、また田舎風のレストランでは非常においしい新鮮なマスを食べさせてくれます。

フェティエの南36kmには、リュキア時代の最も古い町、ヤカキョイ(トゥロス)があります。この町はリュキア人の英雄ベレロポーンの故郷であり、城やアゴラ、共同墓地、劇場、ローマ様式の浴場などの遺跡が残されています。ここから眺めるエシェン渓谷も格別です。町から東へ2kmのところに、ピクニックには最適なトゥロス公園があります。

フェティエから南へ49kmのところには、もう一つ古代の山間の町プナラがあり、この町ではハイキングが楽しめます。また、劇場やアゴラ、石碑、浴場、古代の売春宿の遺跡が残されています。

フェティエから南東へ65km程行くと、クヌックのそばに絶好の地形に建てられたリュキアの首都クサントスの遺跡があります。そばには昔、宗教的中心地として重要な町であったレトゥーンがあります。古代では、ここにレートーとアルテミスとアポロに捧げられた3つの神殿がありました。