イズミール近郊
チェシュメに向かう道の途中にあるバルチョヴァは、トルコでは最大規模で充実した施設の温泉です。
カルシュヤカから西15kmに位置するチャマルトゥは、海岸沿いの海水による湿地で、鳥類の聖域、イズミール・バード・パラダイスとして保護されています。この湿地では、フラミンゴやペリカンなど多種多様な鳥が観察できます。
カルシュヤカから北40kmにある美しいカラギョル湖のそばには、松林のヤマンラール・チャムルーウがあります。この林はピクニックに絶好のスポットで、またレストランやプールなどもあります。ケマルパシャにあるカラベル・パス(イズミールから20km)の岩には、ヒッタイト人によって浅浮彫りが刻まれています。
イズミールを見下ろすポイントの中でも最も高度のあるベルカーヴェからは、イズミール湾を見渡せます。ここでトルココーヒーを飲んでみるのもいいでしょう。アタチュルクが好んだこの地には、一段と大きな彼の像が立てられています。
独自の社会を形成した七教会についてはヨハネの黙示録に記されていますが、七教会すべてがトルコ国内にあります。それぞれの教会があるイズミール(スミルナ)、エフェス(エフェソス)、エスキヒサール(ラオディケア)、アラシェヒール(フィラデルフィア)、サルト(サルディス)、アクヒサール(ティアティラ)、ベルガマ(ペルガマム)へは、一部または全ての教会を1~4日間でまわるツアーがあります。
イズミールの西には、エーゲ海の波が打ち寄せるチェシュメ半島がひろがります。「チェシュメ」は噴水という意味で、18~19世紀にかけてこの地域で数多く見つかった泉にちなんでこの名前が付けられました。くっきりとした青空に縁どられ、アニスやゴマの実、アーティチョークが栽培され、イチジクやゴムの木が点在するチェシュメ半島の風景は、トルコでも有数の美しさを誇ります。
自然を残す浜では落ち着いた雰囲気で泳ぐことができます。観光客用の宿泊施設やレストラン、またスポーツ施設や娯楽施設も充実しています。
14世紀に建設されたジェノヴァの要塞は、16世紀にオスマン帝国により補強・拡大され、イズミールから80km離れている小さな港、チェシュメを支配していました。今日のチェシュメは、宿泊施設やレストランが完備されているリゾート地として人気を集めています。要塞のそばにはスルタン(スレイマン大帝)が建てたキャラバンサライがありますが、現在はホテルとして利用されており、また、19世紀に建てられたハジオス・ハララムボスの教会はエミール・チャカアート・ギャラリーとして生まれ変わっています。
近代社会から離れて健康志向の休日を過ごしたい方には、温泉があります。ショッピングも、お土産、最高級のじゅうたん、皮製品などが取り揃えられます。夜になると、遊歩道のレストランやカフェ・バー、ディスコを中心に生き生きとした楽しい雰囲気が町中を包みます。またヨットを借りて半島の海岸線を探検するのもいいでしょう。毎年夏には国際歌唱コンテストが開催され、また週に1回、チェシュメとヴェニスの港を結ぶフェリーが運行されています。
ウルジャの見所は、飛び抜けて白い砂浜とひときわ目立つアルトゥン・ユヌスマリーナ&バカンス複合センターです。ウルジャの浜は、ウォータースポーツ、特にウィンドサーフィンとヨットに最適です。また、ウルジャ周辺には数多くの温泉があり、中でもシフネ浜の温泉は格別です。パシャ・リマヌには、快適な施設を備えたキャンプ場があります。ウルジャ浜では、毎年7月に色とりどりのヨットが集まる国際チャカベイ・オプティミストヨット大会が開催されます。
チェシュメから北へ20km行くと、静かな海沿いの町、古代エリュトライ、ウルドゥルがあります。夕暮れ時にアクロポリスを登ると、浜や島の向こうに沈んで行く美しい太陽の姿を見ることができます。チェシュメ半島の北東にある古い入り江、ゲレンジェ湾もそばにあり、ヨットまたは車で訪れることもできます。浜を取り囲む自然が心を安らげ、また、ウォータースポーツも楽しめます。チェシュメを北に少し行くと、深い海に囲まれた入り江に小さな漁村、ダルヤンがあります。ダルヤンの活気あるマリーナ埠頭には、この地方で一番おいしいといわれる魚料理を出すレストランがあります。
チフトゥリックには宿泊施設が数多くあり、観光客の人気を集めています。町を出て南へ向かうとすぐに、長い砂浜(プルランタ・プラジュ)があります。さらに南に行くとキャンプ場もあり、キャンプ場のそばには、この地域でも最も美しい浜辺、アルトゥンクムプラジュ(黄金の浜辺)があります。
典型的なエーゲ海地方の町、アラチャトゥの丘には風車が点在し、そのうちの何台かは趣のあるレストランに改造されています。アラチャトゥは、ウルジャと海岸から内陸部に向かって南に位置しています。南に数キロいくと心地よい浜辺があります。また、海岸に沿って南東にはヨットでしかアクセスできない浜辺がいくつかあり、ヨットの盛んなこの地域の中でも、静かで落ち着いた停泊地となっています。
古代クラゾメナエ、現在のウルラ・ウスケレシには、手ごろな料金から高級な宿泊施設まで揃っており、マリーナもあります。 ギュヴェンディックの丘の頂上にあるレストランからは、ウルラ・ウスケレシの入り江とそこに浮かぶ島の素晴しい風景が楽しめます。
チェシュメアルトゥの漁村は、シンプルではあるもののおいしい魚料理を食べさせるレストランが有名で、小さい村ながらも活気があります。
海辺の景色を楽しみながらカラブルン半島の海岸線に沿って車を走らせると、バルクルオヴァやモルドーアン、カラブルンといった静かな浜辺や趣のある漁村を通ります。カラブルンには、美しい山と澄んだ海に挟まれた心地よいホテルやティー・ガーデン、レストランが立ち並んでいます。マナストゥール山から望むカラブルン海岸と反対側のフォチャ海岸、イズミール湾の入り口の美しさは忘れ難い光景です。
チェシュメ半島の南側、セフェリヒサールの近くに、こぢんまりとした風景画のようなスーアジュックのマリーナがあります。この中心的なヨット・センターは、ジェノヴァの時代に建てられた要塞に囲まれており、テオスの遺跡にあるディオニューソス神殿や美しい アックム浜へ行くにも便利です。
アックムを南へ行くと、ウォータースポーツに最適なリゾート地、ニュー・ネプチューンがあります。ここには、ウィンドサーフィンやダイビング・スクールもあります。
ギュミュルドゥールは、美しい浜辺やレストラン、ホテルなど観光客用の施設が充実しています。アフメットベイリ(クラロス)を東へ少し行くと、アポロ神殿と巨大なアポロの像の一部があります。ここではおいしい魚料理を食べたり、町の広々とした浜辺で泳ぎを楽しめます。海岸沿いの曲がりくねった道は、アフメットベイリから南へパムジャック浜まで続いています。