東アナトリアについて

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Top > ガイド:東部アナトリア: カルス
ガイド:イスタンブール

アナトリア地方01エルズルムから212km北東に位置する標高1750mのカルスは、トルコの歴史上、特に重要な役割を果たした町です。

露土戦争ではここカルスが戦乱の中心でした。市内の建物には、いまでもロシア時代の名残が見られます。12世紀セルジュクの砦の下から、南部の市街地が広がっています。近くのハヴァーリレル博物館(10世紀の聖使徒の教会)を見ると、様々な建築様式が混在していることがわかります。キリストの12人の弟子達がドーム外壁にある鐘を鳴らしている、浅浮彫りのやや稚拙で素朴な彫刻を見ることができます。美しい木彫作品や周辺地域から収集したコインの素晴らしいコレクションの他、トルコ東部の民族史に関わる品々が考古学博物館に展示されています。カルスは、独特のキリムとカーペット、そして古来より踊り継がれて来た民族舞踊で良く知られています。伝統的なカルスの民族舞踊は、観光客を楽しませます。周囲の遊牧地である山の村々は、高級なカシャル・チーズや美味しい蜂蜜の産地です。

アナトリア地方02カルスから42km東には、昔のシルクロード上であった中世都市、アニ (オジャクル) の遺跡が残っています。今だに堅固な城壁が、幾つもの教会やモスク、隊商宿を取り囲んでいるのが印象的です。千年もの時の流れに耐えて残っている大きな教会には驚嘆させられます。サルカムシュ(カルスの53km南西) には、松林に囲まれたスキー場とリゾートホテルがあります。

キュル川はアルダハン (カルスから83km) で分流し、古い市街と新しい都市部とを隔てています。冷酷王として知られる16世紀のスルタン セリムによって建造された王宮は、トルコ国内でも最も風格を感じさせる城跡となっており、旧市街に745mにわたって14の塔を残しています。ポソフを経てアルダハンを北へ向うと、今ではグルジアと自由に行き来できるようなった国境のトゥルクギョズ検問所があります。

アナトリア地方01チュルドゥルの名は、海抜1965mに位置する近くの湖の名にちなんでいます。様々な種類の野鳥が生息する、風光明媚な場所に、この湖はあります。湖の中には人工の島、アクチャカレ島があり、そこにはウラルトゥ語で、「この島の造成に何千人のもの労働者が従事した」、との碑文が残されている神殿があります。また、シェイタン (悪魔の) 城はチュルドゥルの近くです。