アンカラからシヴァス、エルズィンジャン、エルズルム、アール、ドーゥバヤズットを通ってイラン国境までをアナトリア横断自動車幹線道は、最短で繋ぐルートです。
アンカラから688km東の肥沃な平野にあるエルズィンジャンは、この地域で重要な都市です。多くの装飾が手作業で施されるエルズィンジャンの銅製品は、この地方の有名な金属加工品として昔から定評があります。アクブルト・スキーセンターは、エルズィンジャンから40km西にあり、ウィンタースポーツ愛好者が利用できる施設があります。レファヒイェ郡にあるドゥマンル高原は、松林に囲まれた静かなところです。スキーセンター及び高原は、ともに標高2000mのところにあります。また、エルズィンジャンにある二つのスポーツクラブでは、チームに分かれて馬上から木製の槍を投げて得点を争う、”ジリット”と呼ばれる激しい馬上槍投げが行われています。主に、この競技はトルコ東部で盛んです。
エルズィンジャンの東、アルトゥンテぺのウラルト時代の発掘現場からは、巨大なブロンズ製の出土品が多数発見されており、これらはアンカラにあるアナトリア文明博物館に収蔵されています。出土品の多くは、大体紀元前900〜紀元前600年頃のものです。テルジャンには、12世紀に建造された円形のママ・ハトゥン霊廟があります。美しい彫刻が施された石造りの正門があり、ちょっと回り道をしても見る価値があります。エルズィンジャンから29km南東にあり、岩に落ちる水音を聞きながらのんびりとお弁当を食べられるギルヴェリッキの滝は、理想的なピクニックスポットです。エルズィンジャンから南西には、フラット (ユーフラテス) 川沿いの美しい緑に囲まれた街、ケマリイェがあります。素朴で親切な人々と町並みを楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。カランルック・ボアズの近くには、ラフティングとカヌーに最適な場所があります。この辺りの美しい自然の景観をシャッターに納めるために、写真撮影に出かけてみるのもいいでしょう。