トルコにはそれぞれの地域に独自の民族舞踊と民族衣装があり、有名なものには次のようなものがあります。
a)ホロン:
銀の縁取りのある黒い衣装をまとった男性のみで踊られる黒海地方のダンス。ダンサーは手をつなぎ、“ケメンチェ(原始的なバイオリンの一種)”に合わせて踊ります。
b)カシュク・オユヌ:
コンヤからシリフケ地方に伝わるスプーン・ダンス。着飾った男女が手に持った木のスプーンを打ち鳴らしてダンスのリズムを刻みます。
c)クルチュ・カルカン:
オスマンによる街の支配を題材にし、剣と楯を使ったブルサのダンス。初期のオスマンの軍服を着た男性のみが登場し、音楽は使わず剣と楯の触れ合う音に合わせて踊ります。
d)ゼイベク:
エーゲ海地方のダンス。色とりどりに着飾った男性(エフェ)が勇気とヒロイズムをテーマに踊ります。